超音波とは、人間の耳では聞き取れない、高音の音波。
これを体に当てて、反射したものを画像にするのが、超音波検査です。
妊娠したとき、胎児の状態を確認するのによく使われることでも有名な超音波。
肝臓の検査にもよく使われ、その診断に大いに役立っています。
超音波のすばらしいところは、他の検査と違い、まったく痛みを伴わないところ。
事前に薬を飲んだり、注射器も使わないこの検査は、患者の負担が少なく、値段も安めな点でも、とても便利です。
もちろん、レントゲンのように被爆の危険性もありません。
昔は超音波装置が無く、肝臓が悪いのか、それとも胆のうなのか、診断をするのがとても難しかったそうです。
今では、血液検査とともに、超音波で見ることで、肝臓か胆のうか、判別できるようになりました。
また肝臓の状態を、かなり正確に把握することができ、治療も、より効果的に行えるようになりました。
特に腫瘍の有無は、自覚症状の無い早期でも、発見することができる優れもの。
超音波検査ができるようになってから、肝臓がんの発見がとても早くなりました。
最近では、健康診断に、肝臓を含めた腹部超音波を取り入れていることも多く、病気の早期発見にも役立っています。
年に1回は、肝臓のチェックをかねて、血液検査とともに、超音波でも検査しましょう。
超音波で発見できる肝臓の病気は、なんといっても肝臓がん。
超音波は、硬いものや、障害物を白く写す性質があるので、腫瘍は見つけやすいのです。
医師の経験や腕にもよるそうですが、1cmのがんでも、わかるそうです。
また、胆石も、石が白く写るので、すぐにわかります。
他にも、血管に、障害があった場合や、脂肪肝、肝硬変なども、超音波で診断が可能。
肝臓の状態が悪化し、繊維化が進むと、ふちに丸みが出るので、病気の進行具合も把握にも使われています。
医師も、リアルタイムで画像が見れるので、診断を急ぐ場合にも、とても便利。
検査を怖がる必要の無い超音波は、これからもどんどん活用していってほしいものです。