肝臓の病気を調べる検査はさまざま。
その中でも、血液検査では、さまざまな種類の数値を調べ、肝臓の状態の手がかりにします。
主に肝機能検査として使われる項目と、その数値からわかることをあげてみましょう。
・GOT、GPT・・・肝臓の障害の程度。
・総コレスレロール、ビリルビンなど・・・肝臓の働き具合。
・ALP、γGTPなど・・・胆汁の流れ具合。
・ZTT、γグロブリンなど・・・肝炎の慢性度。
・ウイルスマーカー・・・病気の原因を調べる。
これらの数値が、悪い場合、再検査となり、更に詳しく調べる必要があります。
また、肝臓はかなり病気が進行しないと自覚症状が出ないもの特徴。
定期的に血液検査で、肝機能の数値を調べることが、早期発見にもつながります。
よく健康診断などで行われる肝機能検査。
これには、一般的には異常なしと診断する「基準値」があります。
GOT・・・10〜40IU。
GPT・・・8〜44IU。
γGTP・・・0〜50IU。
ALP・・・127〜381IU。
「IU」は単位で、1リットルあたりの換算で数値を出します。。
ただし検査法がいくつかある場合は、それにより、単位が変わり、数値も違ってきます。
また、項目によっては、男女や年齢でも違ってくるものもあります。
基準値はあくまでも目安。
大きく外れているときは、肝臓に異常があることが多いのですが、多少であれば、体調でも変化します。
再検査して、正常値になれば、しばらく様子を見てもいい場合もあります。
肝臓の病気の中でも、いくつか検査項目で数値に異常が出る、特徴のあるものがいくつかあります。
急性肝炎・・・GOT、GPTが異常に高くなる。
ビリルビン・・・肝硬変で、3.0を超えると、かなり末期の状態。
血中アンモニア・・・80を超えると、肝性脳症の可能性が高い。
他にも、腫瘍マーカーでは、肝臓がんの可能性がわかります。
肝臓の病気を持っている人は、定期的に検査をして、状態を確認することが、とても大切です。