肝臓とALT

 
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詳しく調べてみました!

肝機能を調べる血液検査で、「ALT」があります。
ALTといっても、検査項目にはあまりのってないことも多く、なじみが無いかもしれません。
ALTは別名「GPT」。
こちらの方が、一般的で、検査項目名にもよく使われていますが、まったく同じものです。

ALTはGOTと同じく、アミノ酸の合成を促進する酵素です。
ただ、GOTは肝臓のほかにも、心筋など、さまざまなところで見かけますが、ALTは、ほとんどが肝臓にあるもの。
この特性から、GOTとともに、ALTの増加は、肝臓の細胞が破壊されていることを示します。

健康な人のALTの基準値は、8〜44単位。
この数値が高ければ高いほど、肝臓の炎症が進んでいることになります。
特に、ウイルスによる急性肝炎などでは、数値は異常に高くなり、診断の基準にもなります。
ときに、ALTは100を超え、2000まで上昇することも。
あまりに数値が高いと、劇症肝炎など、生命の危険をあらわしますので、急いで適切な処置をする必要があります。

また、肝臓病の末期症状とも言われる肝硬変の場合、意外に数値が低いのも特徴。
肝臓の状態は、更に悪化しているにもかかわらず、ALTは低いので、診断の際にも注意が必要です。

脂肪肝の場合、アルコール性と、そうでない場合とでは、数値にも違いが出ます。
ALTよりGOTが高いときはアルコール性。
逆にALTの方が高い時には、肥満などの、非アルコール性の脂肪肝です。
また、お酒を飲まない人の脂肪肝は、数値が200以上になることはほとんどありません。

このようにALTの値だけで、病気を判断することはできません。
まずはALTとGOTを比較し、異常値が出た場合、再検査をします。
それでも肝臓の病気が疑わしい時には、画像診断などを行い、更に詳しく調べてから、総合的に判断します。


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