肝臓の病気は、大きく分類すると、ウイルスに感染した、肝炎と、アルコールが原因のもの。
ウイルス性の肝炎は、アルファベットでA〜Eまで、5種類に分かれています。
その中でもA型肝炎は、比較的かかりやすい分、治りやすいのが特徴。
A型ウイルスに汚染された食べ物や、水を口にすることで発症する肝炎です。
肝臓の病気は、あまり症状が出ませんが、A型肝炎は、発熱などの全身症状が強く出ます。
B型やC型肝炎は、汚染された血液や血液製剤などで感染。
特にB型肝炎は母子感染もあるので、妊娠前の検査もとても重要です。
B型とC型の肝炎は、どちらも一度かかると、しっかりとウイルスを除去するのが難しく、治療が難しいといわれている病気の一つ。
また、長期にわたると、肝硬変や肝臓がんになるリスクが高まります。
ただ、最近では、薬もどんどん進化しているので、感染したら、いかに自分にあった治療をするかがカギになります。
アルコールからくる肝臓の病気はアルコール性の肝炎や、それが進行した肝硬変。
いずれも、お酒を長期間大量に飲むことで、肝機能が低下し、発症します。
他にも、脂肪肝からくる、非アルコール性の肝炎や、薬による肝機能障害などがあります。
肝臓の病気は、なかなか早期発見が難しいのも、その特徴。
黄疸や腹水などの症状は、かなり進行した段階で、やっと出始めます。
特に、肝硬変や、C型肝炎は肝臓がんを併発しやすく、特に注意が必要。
発見が遅いほど、その後の肝臓の機能も回復できず、がんの治療もしにくくなります。
肝臓の病気はいかに早く見つけて、治療するかが、重要なポイント。
すでに肝臓病を患っている人は定期健診は必須です。
最低、年に3回は、超音波などの画像診断を受けることが、早期発見の手がかりになります。
また、普段は、異常が無くても、いつの間にか進行しているのが肝臓の病気の怖いところ。
年に1回は、血液検査で肝機能のチェックを忘れずに受けるようにしましょう。