肝臓病と一言で言っても、原因や症状はさまざま。
ただ、そのほとんどが初期のうちでは症状が出ません。
肝臓病の多くは、健康診断など血液検査の異常値で見つかることがよくあります。
基本的には血液検査の検査項目の異常値の特色により、ある程度の病気の予測がつきます。
ただし、胆のうの病気の症状と似ていることもあり、更に詳しく診断をする為、超音波などで肝臓を画像で写し出してみます。
もし画像に腫瘍が見つかった場合、その悪性度も確認しなくてはなりません。
CTやMRIなど、総合的にみて、的確に診断する必要があります。
また、肝臓がんの疑いがあり、はっきりしない時には、実際に肝臓の細胞を取ってみることもあります。
この場合はお腹から特殊な針を使って肝細胞を直接採取。
顕微鏡でがん細胞の有無を確認し、がん細胞が見つかれば、肝臓がんと診断します。
ウイルス性肝炎の場合、何のウイルスに感染しているのかで、治療の方法も変わってきます。
またA型肝炎ウイルスに感染すると、症状が風邪とよく似ていて、肝炎を見落とされるケースも。
この際も、海外旅行の有無や、血液検査をすることで、適切に診断することができます。
肝硬変の場合は、触診も病気の診断の目安になります。
肝臓の萎縮や、硬さによって進行具合もある程度予測できます。
肝臓病と診断されたら、気をつけてほしいことがいくつかあります。
まずはお酒。
肝臓に負担をかけるアルコールは禁止です。
次に運動。
肝臓病の治療の基本は休息と栄養。
特に急性肝炎を起こしている場合は、肝臓に負担をかけないように安静にしていなくてはなりません。
食事も決められた栄養素をしっかりと補給する必要があります。
また、薬の服用も時には危険。
長い間肝臓病を患っている人は、ちょっとしたことであれば市販を薬服用しがちですが、薬は肝臓にとっては毒でもあります。
服用するときには医師に相談してからにしましょう。