肝臓では、さまざまな栄養素の分解や、解毒を行っています。
その働きにより、体調も良くなったり、悪くなったり。
ただ肝臓は、元々予備能力が強く、とても我慢強い臓器。
よっぽどのダメージにならないと、めったに、症状が表に出てきません。
その中でも、比較的、見つけやすいのは、皮膚の状態。
ちょっと普段と違うな、と感じたら、肝臓からのSOSサインです。
まずは、皮膚の色。
これは、黄疸になってあらわれます。
いつもより、皮膚が黄色い、もしくは、茶色っぽい。
日焼けかな?とも思いがちですが、そんな時は目を見てください。
白目まで、黄色かったら、それはまさしく黄疸。
肝臓に、異常があり、機能がかなり低下している証拠です。
ちなみに、肝臓が弱ってると、色素を吸収しやすくなるので、実際日焼けもしやすくなります。
また、肝硬変を起こすと、特徴のある症状が、皮膚に出てきます。
・手掌紅斑・・・手のひらや指先が赤くなる。
・クモ状血管腫・・・胸など、上半身の皮膚に、毛細血管が浮き出てて、まるでクモのように見える。
これらの皮膚の症状あらわれるのは、かなり肝臓の状態が良くないとき。
皮膚科ではなく、肝臓の専門医から、適切な治療を受けなくてはなりません。
・薬を塗ってもなかなか改善しない皮膚炎。
・とにかく、体全体がかゆい。
こんな症状が続くときは、皮膚ではなく、肝臓に問題があることも。
実際、かゆみなどの皮膚症状の半分が、実は内臓からきているものだといわれています。
また、湿疹やにきびなどの、皮膚のトラブルも、肝臓の代謝や解毒の関係で、出てくることがあります。
特に、食生活が乱れていると、肝臓内で作られる栄養のバランスなどが崩れ、皮膚のトラブルの原因に。
重篤な肝臓病ではなくても、外食が続いたり、油っぽいものを食べ過ぎたあとは、肝臓の疲れています。
肌の調子が悪いときは、肝臓も調子が悪いのです。