肝硬変と腹水

 
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詳しく調べてみました!

肝臓病が悪化し、肝硬変が進むと、さすがの肝臓も、さまざまな症状をみせ始めてきます。
その代表的な症状に一つに腹水があります。

肝臓では、たんぱく質を合成するために、アルブミンという血清タンパクが作られます。
アルブミンの量が低下すると、血管内の浸透圧が変わり、腹水やむくみとなってあらわれてきます。

また、アルブミンは肝細胞の障害が、2週間以上続かないと、半減しません。
アルブミンの減少は、肝炎などの急性的な症状ではなく、肝硬変など慢性的な肝機能の低下を示します。

症状がかなり進行し、腹膜に水がたまっている状態は、肝硬変の中でも、末期的症状。
悪化すると、コントロール不能になるので、早めに治療して、腹水をできるだけ減らす必要があります。
また、腹水ががたまる前に、まずおなかが張ってくるので、症状が出始めたら、早めに医師に相談することが大切です。

腹水は、肝臓を含め、全身の状態を悪くするので、積極的に治療します。

腹水を起こしているとき、体内では、低アルブミン血症を起こしています。
症状が軽いうちは、とにかく安静にして、1日の塩分の摂取を7g以下に抑えるだけで、軽減することができます。
それでも良くならない場合、塩分を3g以下に抑え、食事以外の水分を1リットル以下に。
点滴でアルブミンを補給する場合もあります。

アルブミンの減少は、血清タンパクの減少によっておこります。
アルブミンを増やすためは、たんぱく質を積極的にとりたいところですが、実はそうはいかないのが、肝硬変の治療の難しいところ。
進行した肝硬変を起こしている場合、たんぱく質は血中のアンモニア濃度をあげる危険があるので、逆に抑えなくてはいけないのです。

アンモニアによる肝性脳症と、低アルブミンによる腹水。
どちらも積極的に治療しなくてはいけない症状ですが、同時に発症しては、なかなか治療が難しいのが現状です。


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