肝臓.com肝硬変肝硬変

肝臓と肝硬変

肝臓は、多少のダメージを受けても、自分で再生する力を持っています。
ただし、それにも限界はあります。
あまりに肝細胞の破壊が進むと、肝臓は傷だらけになります。
この傷は、どんどん繊維化し、硬くなっていきます。
この状態が肝硬変。
肝臓としては、もう壊れても戻れない、末期の症状です。

肝硬変になった部分は、もう肝臓としての正しい機能ができず、元に戻ることはできません。
あとは、まだ機能している、残された部分だけで、なんとかやっていくしかありません。
治療は、これ以上肝硬変が進まないようにすることが中心になります。

他の自覚症状が出ないうちに見つかった肝硬変は、その範囲も少ないもの。
まだまだ正常に働いている部分がたくさんあれば、食事に注意しながら、現状維持に努めます。

しかし、かなり肝硬変が進むと、全身への影響も出始めます。
そうなると、黄疸や、腹水などの症状をコントロールすることも、とても重要になります。
基本的には、安静にし、食事療法を更に徹底。
できる限りの肝機能の維持に努めます。

いずれにしても、肝硬変になったら、他の人から肝臓を移植する以外、もう元には戻せません。
そうなる前に、病気をきちんと治療していくことが、大切なのです。

肝臓がんと肝硬変

肝硬変は肝細胞が死んでいるので、変異しやすく、肝臓がんにもなりやすいもの。
肝臓がんの約80%が、すでに肝硬変を併発しているといわれています。
また、肝臓がんも初期の頃は、自覚症状が無く、黄疸などが出てくるのは、かなり進行してから。
その前に、発見するのが、その後の治療の重要なカギになります。

肝硬変と肝臓がんを併発していると、残されている肝臓の機能が少なく、なかなか積極的に治療がしにくくなります。
肝硬変を起こしている人は、がんになるリスクを考え、検査はまめに。
できれば年に2〜3回、超音波検査をしたほうが、肝臓がんの早期発見につながります。


ページトップへ
Copyright © http://kanzoh.com/ All Rights Reserved.