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肝臓とアルコール

「お酒を飲みすぎると、肝臓に悪い。」
大人であれば、みんなが常識のように思っています。
では、どのようにお酒が肝臓に悪影響を与えるのでしょうか。

肝臓の重要な役割の一つに、「解毒作用」があります。
人間は、体内に、有害な物質が取り込まれると、肝臓で分解し、体の外に出そうとします。
お酒に含まれるアルコールも、その一つ。
肝臓で分解され、最終的には体から抜けていきます。

アルコールをたくさん摂取すればするほど、肝臓はフル回転で働かなくてはなりません。
肝臓は休むことができず、疲労していくのです。

肝臓の病気とアルコール

お酒を飲んで、アルコールを分解するときに、「アセトアルデヒド」という物質が出ます。
アセトアルデヒドは人間にとって、有害で、よくお酒をのむと、頭が痛くなったり、気分が悪くなるのもこのため。
もちろん肝臓にもダメージを与えます。

長期にわたり、大量のお酒を飲み続けていると、アルコールによるさまざまな肝臓の病気にかかります。
脂肪肝に始まり、アルコール性肝炎、肝硬変へと病気が変化していくのも、よくある症例です。
肝臓の病気は、ときに生死にかかわることもあるので、日々の予防がとても重要。
どんなにお酒が好きでも、体を壊しては、飲めなくなってしまいます。
少なくても週に2回は「休肝日」をつくるようにし、お酒とうまく付き合っていきましょう。

日本人の肝臓とアルコール

日本人は、外国人に比べて、お酒が弱いといわれています。
実は日本人に限らず、東洋人は、遺伝的に、アルコールを分解する酵素が少ないそうです。
もちろん、個人差はありますが、お酒を飲んで、すぐ赤くなる人はその典型的な症状。
西洋人や黒人と比べると、日本人は、悪酔いしやすいのです。

肝臓でアルコールを分解する力の強い民族だから、ランチタイムにお酒を飲んでも平気。
でも、日本人がまねをしたら、午後から仕事にならなくなることもあるので、ご用心。


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